加藤周介ダンスアカデミー/コラム

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コラム

2010/8/1
花には水をあげましょう!

花には水をあげましょう!(ほめる事、けなすこと)

コラムを書かなければ、と思って半年が経ってしまいました。
元来が筆不精なもので、伝えたいテーマはたくさんあるのですが、なかなか文に起こすのはムズカシイ。
けれど何事も挑戦、と頑張って書きます。どうぞお付き合いください。

みなさん、怒られるのと、ほめられるの、どちらが頑張れますか?
自分自身、厳しいコーチャーに習うことが多かったせいか、人をほめることがちょっと苦手です。

そんな折、図書館でこんな本を手にとりました。

本郷陽二 著 《人を動かす「ほめ言葉」》

いろんなほめ言葉があり、ほめるということが、とても人を伸ばすのに有効ということに、びっくりしました。
その本の一節に、こんなことが書かれていました。
『上達を促したいとき。初めて何かをするとき、誰でも上手にはいかないでしょう。皆はじめは素人だったわけで、長い経験や努力の末にその道のエキスパートになったのです。
…上達するかどうかは、本人の努力にかかっているといえます。…
物事覚え始めた時に「だめだな、違うよ」「そうじゃないって言ってるだろ」
と否定的な言葉ばかりを聞かされていると、「どうせ自分には才能がないんだ、練習したってうまくならないさ」と投げやりな気持ちになってしまい、上達の妨げになります。
反対に、それほどうまいと思えなくても「おっ、なかなか筋がいいね」とか、「もしかして経験があるのかな」などの言葉をかけられると、自分には才能があったんじゃないか」と思い、もっと上達しようと頑張りを見せ、結果として上達を早める事があります。

ほめ言葉は、花に水をやるのに似ています。
やらなくても、やりすぎても花は育ちません。その兼ね合いは難しいのですが、自信の芽を育てる水は、どんどんあげたいものです。』
自分は、レッスン中に、けなしていないだろうか。うまくほめているのだろうか…?ちゃんとみなさんの「自信の芽」に水をそそいでいるだろうか?
遥か遠い記憶ですが、ダンスを初めてした頃を考えてみると…。

そう!ダンスをするということは、かなり難しかった。
とても奥の深い世界で、やってもやってもその先があり、いろいろ試行錯誤を積み重ねて学んできました。
そこを越えてきたのは良い事だけれども、現在、これからの方々に、ダンスの難しさを、難しい動作を、より厳しい言葉を使って要求しているのではないだろうか…!いや、している気がします。
生徒さんには、絶対うまくなってほしい!若い人はもちろん、年輩の方でも、きちんと指導していけば、必ず上手くなるという信念を持っています。
ついつい内容も厳しくなってしまいがちです。指導をしていくうえでのもっと配慮が必要だと思います。

あと、自分自身、ダンスの勉強だけでなく、もっといろいろなことを勉強しなければと感じました。
自分自身の器をもっと大きくして、かまえて物事を捉えられるようになりたいと思います。

2010/1/11
努力するのはカッコイイ!?

努力するのはカッコイイ!?

カトウです。

なかなか公開できなかったコラムを開始しようと思います。
文章を書くという事が元来苦手で、だからこそ、このような事にも挑戦していきたいと思います。

つい先日、知人とマイケル・ジャクソンの映画「THIS IS IT」を見てきました。

この映画は、マイケル・ジャクソンのライブのリハーサルを録画していたものなのですが、
これが本当にリハーサルなのか?というくらい、すばらしいものでした。

命がけで仕事に取り組む姿勢、挑戦することの意義、謙虚さとまわりの人との調和、
お客様を喜ばせる精神、世界平和への提言、マイケルはもちろん、一緒に仕事をする
スタッフからも、そういう姿勢が伝わってきます。

世界同時2週間限定の公開予定だったものが、あまりの人気のために、
全国で公開延長されているそうです。
エンドロールになっても、移動する人がおらず、ほぼ全員が釘付けになって
曲に聞き入っていたのはすごいことと思います。
自分自身はそれほどマイケルのファンというわけではなかったのですが、
今回の映画を見て大ファンになりました。


そこでですが、、、
何を今さら・・・・なことかもしれませんが、努力をするって、大切なことなのだなーと思いました。

でも自分は、この努力をするということが、いまでもとっても苦手、前はもっと苦手でした。。。

そう、中学生、高校生の頃、あまり「努力」ということから避けて生きてきた時がありました。

なんというか、がむしゃらに努力をすることがあまりカッコいいものではないな、と思っていました。

たとえば、たくさん勉強してテストで良い点数をとる人よりも、ちょっとだけ勉強して、
そこそこ良い点数をとる人のほうが、スマートに見えたし、実際、そんな感じで
要領の良さで乗りきっていました。

懸命に部活をがんばって、汗を流している人は、なんだか効率悪く感じました。

努力なんて何が楽しいの?
少ない努力で、要領よく良い結果が得られるのならば、とても効率的でかっこ良いのに、と。

だから、実際には何も経験せずに、頭だけで考えて、
こんなものだろうと結論を出すことになったと思います。

ダンスも、できれば回数少なく、できるだけ楽な練習をして、
それ以外の時間に遊びたいと思っていました。

人間のエゴは、ほうっておくと、楽なほうへ、楽なほうへと
流されていくようにできているのかもしれません。


楽をしたり、遊んだりすることは、いっときの目先のエゴは充たしてくれるけれど、
またすぐ別のエゴが出てくるだけで、根本的には何の解決にもならないのですね。
大学の頃、時間が自由になり、暇にあかせて、TVばかり見ていたり、
だらだらと寝ていて過ごしたり、目先の楽しみを追いかけつづけたことがありました。
そうこうしていると、自分自身にいらだち・あせりが始まり、
自分では何もしていないのに、相手への要求ばかりになったり。
言い知れぬ不安を感じたり自分が嫌いになったりします。
自分なんか何にもしないくせに、勝手に周りのせいにしていました。


プロとしてダンスを続けていると、そうは言ってられなくなりました。
ダンスは、体で表現する事なので、練習量は結果として表れてきます。
自分の身一つで行っていくことなので、たくさんの事を、
頭で、体で吸収していかなければなりません。

あまり努力(練習)しなかったときほど、競技成績や周りの事、相手の事が気になり、
自分では何もしないのに、相手のせい、人のせい、そして世の中のせい!?にしていたと思います。

結局、自分を認めて、不安を解消するには自分がまず一歩でも動きださなければ駄目だ、
そして努力をし続けなければ駄目なんだな、ということが、
この世界に入って何年もかかってようやくわかってきました。

自分でがんばったな、努力したな、と思えたときは、とてもすがすがしい気持ちになりました。
踊れたことにとても満足しました。

そして教室経営者としてなった今、経営者とは?という課題も勉強しなければならず、
とにかくやるしかない、といった感じで日々寝る間もなくガンバるしかなくなっています。

本当は、努力を惜しみなくできる人が、一番かっこいいのでしょう。

そういった努力を惜しまない友人、先輩、そして後輩に恵まれ、感化されていったと思います。
良い環境の中で踊っていたな~とつくづく感謝しています。

そもそも「努力」とは、目標に向かって達成するようにがんばることだと思うのですが、
「嫌なことに無理矢理、力を注がねばならないこと」というように、
私は解釈しているふしがありました。

「努力する」という言葉を、「好きなことを、懸命に力いっぱいやること」と、
解釈すれば、努力が苦痛でなくなります。

好きになるくらいに努力する。
好きなことを努力する。

そうすれば、よりがんばれるし、より良い踊りができるはずです。

そんな努力が、自分のためになり、そして人のため、
地球のためになれば、こんなにうれしいことはないな、と思っています。

ダンスの世界に入って、よくわかったことは、
「一生懸命ガンバるって、おもしろいじゃん!」

ということでした。

『努力、するのはカッコいい!!』

ですよ。
マイケルは、本当にカッコよかったです。

綺麗事を書いた気がしますが、そういうのって、素敵じゃありませんか?





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